今日もパリの片隅で。。。

パリでの暮らしの中での情報や気づいたことなどをつれづれなるままに。。。

「テロに屈しない」ということ

 11月8日から11月11日までの間、1日2回ノートルダム大聖堂で無料のプロジェクションマッピングDame de Coeur」が行われるというので行ってみました。ノートルダム大聖堂の敷地内で見るには事前に予約しなければいけなかったのですが、すでにいずれの日も締切だったので、時間よりちょっと早めに行って場所取りして、敷地の外から見てきました。

 物語仕立ての25分程度のプロジェクションマッピングなのですが、フラ語が分からない私でも、音楽と映像だけで大興奮!!大聖堂の入口の上にずらっと並んでいる聖人たちがプロジェクションマッピングの効果でさも動いているように見えるんですが、これには特に驚愕(@_@)それに、最後に大聖堂の入口から出てくるスモーク。遠くから見ても近くから見てもそれぞれの良さがあるので、昨日は近くから見たので、今日は遠くからまた見に行ってしまいました(笑)

 当然ながら、敷地周辺は軍や警察等の警備の方がかなりの数巡回していました。あんなに人が集まっているんだから、何が起きたっておかしくない訳です。しかも、会場もノートルダム大聖堂というパリの中でもシンボリックな建物の1つ。まさに格好のスポットですよね。有料にしてがちがちに規制をかけるならまだしも、無料でこういうイベントを普通に開催するなんてすごいなぁ。5年くらい前?に東京駅でプロジェクションマッピングを行った際、あまりに混雑して、途中の日から以降中止になったみたいな話を思い出してしまいました(笑)東京駅とノートルダム大聖堂っていい勝負な気もしますが(^_^;)

 これがまさしく「テロに屈しない」ということなんだと痛感しました。今回のイベントに限らず、市内では毎日大小様々なイベントが開催されています。そして、たくさんの軍や警察の皆さんが1日中街中をくまなく警備し、建物内に入るときはセキュリティの方々が荷物検査をする。今、平穏に暮らせているのもこういう人たちの支えがあればこそなんですよね。そうすることでこれまでと何ら変わらない生活をする。もし、これが日本だったら、同じようにできるのだろうか、とふと考えてしまいました。ここのところ冷え込みが厳しくなって、気温がついに氷点下やひとケタになってきたにも関わらず、警備している皆さんにはホント頭が下がります。

 皆さん、引き続きお世話になります。

 

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<11/8のパリ>
●天気:晴れ
●気温:最低-2度、最高8度
●服装:ウールの薄手のカットソー、ロングのダウン
     デニム、ストッキング
     ニット帽、マフラー、革手袋