フランス人はケチなのか？ - 今日もパリの片隅で。。。

　これまで「フランス人はケチだ」というような話を耳にすることがありましたが、住むようになって感じたことは、ケチというより、メリハリのあるお金の使い方をしている、ということです。人によってそのポイントは異なりますが、ここぞ！というときには惜しみなくお金を使う気がします。
　次に、質の良いものをより安く買いたい！とか、安くて美味しいものを食べたい！とかという思いが強い人たちだなということ。そのためには行列していても並ぶし、遠くまで出かけたりもするんですよね。なので、「行列しているお店を探す」＝「美味しいお店」という目安にもなります（笑）

　フランスでは、夏と冬の年２回、所定の期間のみ行われ、色々法律で定められている「Soldes（ソルド）」がありますが、10月中・下旬ぐらいにもセールが行われていました。「Soldes」という言葉は使えないので、そうはうたってはいませんが。これは住みはじめるまで知りませんでした。

　普段は観光客がほとんどのデパートでも、この期間ばかりは観光客より地元の人たちで大賑わい。過去のシーズンのものが30％から70％オフ。それ以外にも食料品や化粧品、今シーズンの洋服までセールになってしまうんです！！これにはびっくりしました。確実に欲しいものがあれば、Soldesの時期に買うより今の時期に買ってしまったほうが賢いのかも、な～んて思ったりして（笑）私もちょうど壊れたドライヤー、食料品やSTAUBのグリルやグラタン皿を購入しました。

　この時のフランス人の買いっぷりはすごいものがあります。ワイン20本とか、寝具一式とか普通に公共交通機関で持ち帰っていたりして(^_^;)これまたちょっとびっくりでした。

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　また、普段のショッピングでも、まめにクーポンを出して値引きしてもらっている人をよく目にします。クーポンは商品についていたり、街頭での試食や試飲の時にもらえる広告についています。この方法は日本では一般的ではないですが、なかなかいいなと思ったりしています。

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　そして、いろんなお店で発行しているカードを有効活用しています。これは日本も同じですが。でも、日本のようなポイント制に加え、「１個買ったら１個無料」とか、「２個買ったら２個目は半額」とか、なかなか豪快な割引があるのです！！先日もMonoprixで、Nespressoのマシンで使えるコーヒーのカプセルが、３個買えば３個無料という割引をしていたので、思わず大量買いしてしまいました。私も少しずつカードを揃えるべく奮闘中。

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