トリュフ入りの贅沢なガレット・デ・ロワ
Bonne Année!!
年末年始のパリは日本よりあたたかくてとても過ごしやすかったのですが、昨日ぐらいからまた寒くなりはじめました。楽しみにしていた初めてのフランスでの年末はなかなか悲惨な結果に終わってしまったのですが、それについてはまた別の機会にして、年明けはやはり美味しいものからスタートしたいと思います(笑)
フランスのお正月のスイーツといえば、やはり「Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)」。ノエルのケーキ商戦が終わるやいなやこちらに移行します(笑)本来であれば公現祭の日(1月6日または1月2日から8日の間の日曜日。今年は1月7日だったようです。)に食べるお菓子らしいのですが、年明けからパン屋さんやお菓子屋さんの店頭にはガレット・デ・ロワが並びます(早いところは年末からすでに販売していました。)。
大好きなCyril Lignac、Carette、Sébastien Degardinなど数あるガレット・デ・ロワの中からどれにするか迷いましたが、せっかくだから特別なものをということで、これまたお気に入りのLa Maison de la Truffe(ラ・メゾン・ド・ラ・トリュフ)のガレット・デ・ロワを予約しました。当然ながらトリュフ入りなのです!!しかも、マドレーヌ同様、大好きなGilles Marchal(ジル・マルシャル)に作っていただいている特別なもの。これが美味しくない訳がない!!ポップには、AOCの新鮮なバターを使用し、アーモンドパウダーとヘーゼルナッツをベースにした伝統的な製法で作っていますとありました。これまでもトリュフ入りのマドレーヌが好きで旅行の時には必ず買って食べていたのですが、これがガレット・デ・ロワになったらどうなるんだろうと期待が膨らみます。
ちなみに価格は1台(4~6名用)45ユーロでした。他の同じぐらいのガレット・デ・ロワは、高いものでも30ユーロ台なので、ちょっとお高め。
切り分けた瞬間から漂うトリュフの芳醇な香り!これだけでも幸せな気分。けっこうなトリュフが入ってます。さっそく一口食べてみると、上品な甘さと口の中に広がるトリュフの香り。そして、バターのきいたサクサクの生地に、砕いたノワゼット?がアクセントになっているペーストとのマリアージュが絶品でめっちゃくちゃ美味しい!!全然重たい感じもなく、あっという間に1切完食してしまいました。またリピートしたい。。。
1月中旬ごろまでは売っていそうなので、他のお店の食べ比べをしてみようと思います。お店によっていろいろな趣向をこらしており、正統派のものから、ゆず、ピスタチオ、ノワゼット・ショコラ、餡子などいろいろなガレット・デ・ロワが楽しめます。
À bientôt!!
<1/6のパリ>
●天気:曇りときどき雨
●気温:最低6度、最高8度
●服装:ウールの薄手のセーター、革のロングスカート、
タイツ、薄手のロングダウン