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無料で堪能できるHERMES(エルメス)の世界~HERMES A TIRE-D'AILE~

 11月8日から12月3日までの間、GRAND PALAIS(グラン・パレ)(Galerie Sud-est)で開催中のHERMÈS À TIRE-D'AILEに行ってきました。平日の14時過ぎ頃行ったせいか、並ばずに入場できてラッキー。

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Partir d'un pied léger(Christian Renonciat作)

 このエキシビジョンは、フォーブル・サントノーレ通りにあるエルメス本店のウィンドディスプレイを1978年から35年間手がけてきたLïla Menchari(レイラ・マンシャリ)氏のウィンドウディスプレイの中から、8つを再現したもの。当時と全く同じではなく、今回用に多少アレンジも加えられているらしいです。

 当然、エルメスのKellyとか使われているのですが、革がとても凝っていたり、まさに芸術品!!ほとんどのものが実際に使用するというよりは、1つのディスプレイの世界観を表現するための1つのツールになっているようでした。しかし、バッグをアートしてしまうって、さすがエルメス。。。

 テーマごとに解説してくれるスタッフさんがいらっしゃいました。フラ語でしたが(苦笑)付きっきりで案内されているマダムもいたりして、きっとVIPなんだろうなぁとか思いながら遠目に眺めてみたり(笑)そして、座ってゆっくり鑑賞できるよう座り心地のよい長椅子が用意してあったりして、とてもゆったりした雰囲気でした。

 テーマも様々。海中だったり、森やアフリカやっぽかったり。レイラ氏がチュニジア出身のためか、色使いとか模様とか、どこかオリエンタルな感じがでている気がしました。

 自分が一番素敵!!と思ったのは、「海中」のテーマ。サーモンピンクに近いようなピンクで海中が表現されているのですが、とてもきれいでしばらく座って見入ってしまいました。

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これが一番のお気に入り

 そのほかもいくつかご紹介。

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 無料であるにもかかわらず、ちゃんとチケットや展示物について説明してある簡単なリーフレットまでいただきました。この辺もさすが(^_^;)
 1カ月弱という短い開催期間ですが、かなりおススメのエキシビジョンです。

 Bonne journée!

 

〇HERMÈS À TIRE-D'AILE
 -会場:GRAND PALAIS(Galerie Sud-est)
     (Avenue Winston-Churchill沿い。向かい側にPetit Palaisの入口がある方です。)
 -期間:2017年11月8日から12月3日
 -時間:10時〜20時(金曜・土曜〜22時)
 -定休日:火曜
 -入場料:無料

 

<11/27のパリ>
●天気:雨
●気温:最低3度、最高9度
●服装:セーター、ウールのロングコート
     コーデュロイのパンツ、タイツ
     カシミアのニット帽、ウールのマフラー