コンコルド広場の大観覧車「グランド・ルー(Grande Roue)」が撤去へ
金曜まであたたかくて過ごしやすいなぁと思ったら、週末になり一気に冷え込んできました。
先日、シャンゼリゼのイルミネーションがはじまったというブログを書いた矢先に、コンコルドにある大観覧車「グランド・ルー(Grande Roue)」が撤去されるというニュースを見て、ビックリ!!
11月22日に、パリの市議会はグランド・ルーの撤去をほぼ満場一致で決定したそうです。地区の「歴史的景観」の保護につながると説明がされたそうですが。。。
そもそもこのグランド・ルー、仮設のもので、今回も11月17日から2018年5月23日までの期間運転しているものなんですよね。なので、5月23日の運転が最後になるかもしれません。
個人的には、シャンゼリゼのノエルのイルミネーションは、このトリコロールカラーのグランド・ルーを含めて一つの絵になると思っているので、結構残念です。右を向けば凱旋門、左を向けばグランド・ルーがある光景って好きなんです。
Bruno Juliard(ブルーノ・ジュリアール)副市長は、市議会は観覧車が別の場所に設置されることには反対でないとしているそうですが、設置場所が変わったらあの光景は見られなくなってしまう訳で。。。イルミネーションの時期だけでも設置してくれたらいいのになぁ。
一度乗ってみたいと思っていたので、昼間とイルミネーションが点灯している夜にでも乗りに行ってこよう!!
ちなみに夏にはチュールリー公園の移動遊園地に観覧車が設置されるのですが、ちょうどパリのど真ん中にあるので、あのあたりから見るパリの街並みはかなり絶景!!しかも、窓がないタイプのもので風を感じられるので清々しく、おススメです。ちゃんと景色の写真を撮れるように真上に来たあたりでしばらく止まっていてくれたりして。8ユーロ(確かそのぐらいだったかと)の価値はあると思います。
もし、この時期パリに来られる方は、是非グランド・ルーも写真におさめてみては?
あと、今年はシャンゼリゼ通りのクリスマスマーケット(Marché de Noël)もありませんのでご注意下さい!パリ市がストラスブール的な内容を求めていたのに対し、興行主がクリスマスに関係のない安価な中国製の玩具や外国の食品など取扱うとしたために、中身が低俗で、イメージダウンにつながるということで許可を出さなかったそうです。言いたいことはわからなくもないですが、何もないというのもなんだかさみしい気もします。前に行ったときは、コルシカのペッパーをまぶしてあるSaucissonを買ったのですが、とても美味しかったのに。。。やはりこの辺の判断がはっきりしてるなぁ。
Bonne journée!
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