今日もパリの片隅で。。。

パリでの暮らしの中での情報や気づいたことなどをつれづれなるままに。。。

無人のデパート

 ここのところ、めっきり涼しくなりました。パリはもう秋です。今日はついにベロアのジャケットを投入。

 

 必要なものをまとめて買えるので、何かとデパートを利用していたのですが、やはり日本のデパートとの違いをしみじみ痛感することに。。。

 日本のデパートを当たり前だと思っていると、そもそも売る気があるのか!!と思ってしまいます(笑)「顧客サービス」という概念はあまりないような気がします。

 私の感じた違いを以下のとおりまとめてみました。

 

1.スタッフのいない売り場

 売り場においてあるテーブルクロスの色違いが欲しかったのでスタッフに問い合わせたくても、スタッフ不在。お客がまばらどころか、周りにスタッフの姿さえなく、閑散としています。ようやく見つけた別のブランドの人に尋ねるも、10分ぐらいしたら戻るから待ってて、との返事。10分ぐらいならその辺をふらつきつつ待っているか、と思い待ってみたものの一向にスタッフ現れず。。。ほかのお客さんもあきれて帰っていきました。まぁ、結局最後に戻って、スタッフに対応してもらえ、欲しい柄が買えたたのでよかったですが。

 日本であれば、1ブランドに一人しか店員がいないなんてまずないと思います。ブランドの店員&デパートの店員の二人体制とかなのに。

 日本のデパートは苦戦を強いられていますが、それに比べパリのデパートは極めて労働生産性が高いってことですかね。

 

2.在庫切れでも(ほぼ)対応しない

 客が欲しい商品が店頭にない場合、日本であればこちらから何も言わずとも取り寄せとか在庫の確認をしたりしますが、こちらからきいたりしない限り、「店頭にないなら、ないです」と言われて終了。人気商品の売り場とかだと棚ががら空きなんてこともあります。

 たまに親切なスタッフだと日本的な対応をしてくれることもありますが、まれです。

 人気商品の売り場とかだと棚ががら空きなんてこともあります。

 教訓としては、「欲しいものを見つけたら、そのときに買う!」ということですね。

 

3.閉店間際の駆け込みがしにくい(できない)

 日本であれば閉店時間まで入店すれば閉店時間を過ぎても買い物できますが、閉店時間の20分前ぐらいから入店できなくなります。

 閉店時間というのは、基本は客が店内からいなくなるという時間ということのようです。

 旅行でタイトな時間の中、行動されている方は注意してください。デパートに限らずモノプリとかカルフールとか他のお店でもそんな感じのところが多いです。

 日本でさんざん駆け込みしている自分を反省(-_-;)

 

4.ギフトでもラッピングが簡素

 ギフト用といっても商品のラッピングは結構簡素です。というか、日本は過剰包装なのかも。。。

 

5.商品の取扱いが粗雑

 デパートにもかかわらず、商品の取り扱いが結構粗雑。商品が包装されている薄いビニール袋とか破れているようなものでも普通に店頭で売られています。どうしても欲しい場合はそんな商品でも買わざるを得ない訳ですが。。。

 

 こんな違いがありますが、日本のデパートとは明らかに違うものと割り切ってしまえば、気にもならないので、ふつうに楽しく買い物できます。

 やっぱり日本のデパートは素晴らしい!!

 

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                    @ギャラリーラファイエットの屋上

 

<本日のパリ>

●天気:晴れのち曇り

●気温:最低12度、最高19度

●服装:コットンの長袖カットソー

     ベロアのジャケット

     コットンのパンツ