今日もパリの片隅で。。。

パリでの暮らしの中での情報や気づいたことなどをつれづれなるままに。。。

PRINTEMPS(プランタン)でも食品が買えるようになりました!!

 日本は雪で大変なことになっているようですが、このところのパリは気持ち悪いくらいあたたかい日が続いています。

 さて、パリのデパートの中でも唯一食品の取扱いがなかったPRINTEMPS(プランタン)ですが、最近HOMME館のフランス式の7階、8階を「PRINTEMPS DU GOÛT」として、食品の取扱いがスタートしたのでさっそく行ってみることに。

 そもそもラファイエットやボン・マルシェの売場面積よりは狭いので、品揃えは他にはかないませんが、逆に見かけないものがセレクトされており、個人的にはなかなか面白い!あと、イートインスペースが広く、どの時間帯でも食事やお茶ができるので、ちょっと休憩というときにも便利かも。オペラ座エッフェル塔等が見えるので眺望もいいので。

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テラスからの眺め

 7階はエピスリー。EMMANUELLE TOUBOULのセレクションによるものだそう。フォアグラはMAISON DUBERNET、トリュフはLA MAISON BALMEキャビアはBYZANCE、カーヴはLE REPAIRE DE BACCHUS、ショコラはLA MAISON DU CHOCOLAT、コーヒーはLOMI、紅茶はLE PALAIS DES THÉS、野菜や果物のヴィーガン系はJUICERIEの取扱いがあり、これらはイートインもできるようになっています。これらのところ以外のものを買っても、デギュスタシオン用のスペースがあるので、そこの席で食べることも可能です。個人的にはパリでも端の方にあってなかなか買いに行けないLOMIのコーヒー豆がその場で飲めたり、近くで買えるようになって嬉しいな。あと、BYZANCEのOeufs de saumon(いくら)と燻製にしたサーモンを炙った切り身はかなり美味しくておススメ。

 8階はイートインがメインのフロア。フロマージュ、肉、魚、フルーツと野菜、パン、パティスリーの6つのコーナーに分かれており、それぞれでイートインできるようになっています。それぞれの担当がまたそうそうたるメンバーなのです(笑)
 まず、魚、肉、フルーツ&野菜部門の担当は、星付きのAKRAME(アクラム)。今回、野菜のイートインでポトフを頼んでみたのですが、野菜とスープが別々になっていて、その場でスープを器に入れてくれるというオシャレなものでした。お肉は入っていないのですが、そのスープの出汁が濃厚で、とても美味しかったです。かなり上品な感じなので、個人的にはもうちょっと量があってもよかったんだけど。。。家で作っているがっつりお肉系のポトフとは違い、体調が悪いときとかにもよさそうだなとか思いながら食べてしまいました。

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Pot au feu(ポトフ)

 フロマージュLAURENT DUBOIS。パリには何店舗かあり、私もときどき利用しているのですが、品数は店舗ほど多くないものの、自宅からは一番近くになったので、便利かも。ロックフォールにかりんのジャムを挟んだスペシャリテなどは売っていましたが、残念ながらお気に入りの特製バターの取扱いはなく、BORDIERのバターが売っていました。
 パンは、GONTRAN CHERRIER
 そして、フロアの中でも一番人気が、パティスリーのCHRISTOPHE MICHALAKサロン・ド・テも満員で、テイクアウト用も行列しています。MICHALAKのスイーツは味もさることながら、見かけもポップでクールな感じなんで素敵なんですよね。

 8階で野菜や果物は販売していますが、基本、生鮮食料品はほとんど取扱いがありません。ですが、日曜も営業しているので、今後はラファイエットのグルメ館とあわせて何かと使えそうです。

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■ PRINTEMPS DU GOÛT

 - 住所:64, boulevard Haussmann, 75009 Paris
                     PRINTEMPS HOMME館の7階と8階(フランス式)
 - 営業時間:月~土は9h35-20h00(但し、木は20h45)
        日は11h00-19h00

 

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●天気:曇り
●気温:最低7度、最高12度
●服装:コットンのカットソー、革のジャケット、
     革のパンツ、カシミアのショール