今日もパリの片隅で。。。

パリでの暮らしの中での情報や気づいたことなどをつれづれなるままに。。。

ついにBERNACHON(ベルナシオン)がパリに登場!!

 ブログの更新がずっとおざなりになってしまいましたが、これは更新せねば!!という出来事が。


 ショコラ好きの皆さまに朗報です!!

 フランスで好きなショコラティエはいくつかあるものの、一番好きといっても過言ではないのがリヨンにある「BERNACHONベルナシオン、ベルナション) 」。パリにはブティックがなく、私が知っている限りブランシュにあるお菓子のセレクトショップ「A l’Etoile d'Or」でボンボンショコラとタブレットが購入できます。
 それがなんと、2019年10月22日、ついにBERNACHONのブティックがオープンしました!!というわけで、さっそく行ってみました。場所は老舗デパートのLe Bon Marcheから歩いて数分のところ。

 店内には壁面にタブレットが並び、ガラスのショーケースの中にはまばゆいばかりのボンボンショコラ、そして、私の大好きな大きいサイズのLe Palet d'Orが!!!!スタッフの方のお話によると、スペースが限られているため、パティスリーの取扱いはなく、すべてのボンボンショコラがあるわけではないそうですが、何より大きいサイズのLe Palet d'Orも買えるので、私にとってはもう十分すぎます!!感謝、感謝。ちなみにこの大きなサイズのLe Palet d'Orは味もさることながら、金粉がまぶしてあり、ゴールドの箱に入っていてゴージャス感もあるので、お土産としてもおススメです。

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Le Palet d’Or

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ボンボンショコラ


 しかも、これまた大好きなマロングラッセまで売っていたので、迷わず購入。これまで15か所くらいマロングラッセの食べ比べをしていますが、今のところ、マイベスト。あまりに美味しすぎてリヨンまで買いに行こうかと悩むほどだったので、これまた嬉しい限り。こちらもかなりおススメです。
 商品の表示はフランス語と英語の表記になっていますが、日本人のスタッフさんがいらっしゃいます。色々聞くことができるのでその点もうれしいですね。
 オープン初日ということもあり、Philippe Bernachonさんご本人にお会いし、一緒に写真を撮っていただくことができて、ラッキーでした。

 ショコラ好きの方には必見のスポットになること間違いなし!

 

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壁面に並べられたタブレット

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ガラス張りのオシャレな外観

 

■ Bernachon Paris

 - 住所:127 Rue de Sèvres, 75006 Paris
 
- 電話:01-88-33-79-59
 - 営業時間:火-土、10h00-19h00
 - 定休日:日、月
 - 電車の最寄駅:メトロのVaneau/ヴァヌー(10番)、Duroc/デュロック(10番、13番)
 - バスの最寄駅:Vaneau-Saint-Romain/Vaneau-Saint-Romain/ヴァヌー・サン・ローマン(70番)

 

<10/22のパリ>
●天気:曇り
●気温:最低11度、最高13度
●服装:7分袖のカットソー、革ジャン
     デニム、シルクのショール

PRINTEMPS(プランタン)でも食品が買えるようになりました!!

 日本は雪で大変なことになっているようですが、このところのパリは気持ち悪いくらいあたたかい日が続いています。

 さて、パリのデパートの中でも唯一食品の取扱いがなかったPRINTEMPS(プランタン)ですが、最近HOMME館のフランス式の7階、8階を「PRINTEMPS DU GOÛT」として、食品の取扱いがスタートしたのでさっそく行ってみることに。

 そもそもラファイエットやボン・マルシェの売場面積よりは狭いので、品揃えは他にはかないませんが、逆に見かけないものがセレクトされており、個人的にはなかなか面白い!あと、イートインスペースが広く、どの時間帯でも食事やお茶ができるので、ちょっと休憩というときにも便利かも。オペラ座エッフェル塔等が見えるので眺望もいいので。

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テラスからの眺め

 7階はエピスリー。EMMANUELLE TOUBOULのセレクションによるものだそう。フォアグラはMAISON DUBERNET、トリュフはLA MAISON BALMEキャビアはBYZANCE、カーヴはLE REPAIRE DE BACCHUS、ショコラはLA MAISON DU CHOCOLAT、コーヒーはLOMI、紅茶はLE PALAIS DES THÉS、野菜や果物のヴィーガン系はJUICERIEの取扱いがあり、これらはイートインもできるようになっています。これらのところ以外のものを買っても、デギュスタシオン用のスペースがあるので、そこの席で食べることも可能です。個人的にはパリでも端の方にあってなかなか買いに行けないLOMIのコーヒー豆がその場で飲めたり、近くで買えるようになって嬉しいな。あと、BYZANCEのOeufs de saumon(いくら)と燻製にしたサーモンを炙った切り身はかなり美味しくておススメ。

 8階はイートインがメインのフロア。フロマージュ、肉、魚、フルーツと野菜、パン、パティスリーの6つのコーナーに分かれており、それぞれでイートインできるようになっています。それぞれの担当がまたそうそうたるメンバーなのです(笑)
 まず、魚、肉、フルーツ&野菜部門の担当は、星付きのAKRAME(アクラム)。今回、野菜のイートインでポトフを頼んでみたのですが、野菜とスープが別々になっていて、その場でスープを器に入れてくれるというオシャレなものでした。お肉は入っていないのですが、そのスープの出汁が濃厚で、とても美味しかったです。かなり上品な感じなので、個人的にはもうちょっと量があってもよかったんだけど。。。家で作っているがっつりお肉系のポトフとは違い、体調が悪いときとかにもよさそうだなとか思いながら食べてしまいました。

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Pot au feu(ポトフ)

 フロマージュLAURENT DUBOIS。パリには何店舗かあり、私もときどき利用しているのですが、品数は店舗ほど多くないものの、自宅からは一番近くになったので、便利かも。ロックフォールにかりんのジャムを挟んだスペシャリテなどは売っていましたが、残念ながらお気に入りの特製バターの取扱いはなく、BORDIERのバターが売っていました。
 パンは、GONTRAN CHERRIER
 そして、フロアの中でも一番人気が、パティスリーのCHRISTOPHE MICHALAKサロン・ド・テも満員で、テイクアウト用も行列しています。MICHALAKのスイーツは味もさることながら、見かけもポップでクールな感じなんで素敵なんですよね。

 8階で野菜や果物は販売していますが、基本、生鮮食料品はほとんど取扱いがありません。ですが、日曜も営業しているので、今後はラファイエットのグルメ館とあわせて何かと使えそうです。

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■ PRINTEMPS DU GOÛT

 - 住所:64, boulevard Haussmann, 75009 Paris
                     PRINTEMPS HOMME館の7階と8階(フランス式)
 - 営業時間:月~土は9h35-20h00(但し、木は20h45)
        日は11h00-19h00

 

<1/23のパリ>
●天気:曇り
●気温:最低7度、最高12度
●服装:コットンのカットソー、革のジャケット、
     革のパンツ、カシミアのショール

 

CARETTE(カレット)のFeve(フェーブ)が可愛すぎる!!

 私が大好きなカフェ「CARETTE(カレット)」でもガレット・デ・ロワが売られていたのですが、こちらはピースで買うことにして、南仏のほうで食べられているというBrioche des Rois(ブリオッシュ・デ・ロワ)をホールで買ってみました。1台26ユーロでした。こちらはパイ生地ではなく、ドライフルーツが入っているブリオッシュの上に、砂糖漬けのフルーツがちりばめられている素敵なパンです。こちらにもちゃんとFève(フェーブ)が入っています。朝食とかにもちょうどよい感じですね。

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Caretteのブリオッシュ・デ・ロワ

 カレットのブリオッシュ・デ・ロワは、ブリオッシュも当然美味しくて、表面にかかっている砂糖や砂糖漬けの果物の甘さもひかえめで、すごいバランスがいい!!いくらでも食べられてしまいそうな勢い(笑)想像していたより軽くて食べやすい!これもこれでありですね。試してみてよかった。

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色々なドライフルーツ入りのブリオッシュ

 お店によってはフェーブも売っているところもあるのですが、カレットのフェーブなら有名なマカロンとかかわいいフェーブが入っているのかもとか勝手に想像していたら、店内にフェーブ・セットを発見!!予想どおりカレットのケーキをかたどったとっても可愛らしいもので一目惚れしてしまいました。私の大好きなモンブランのフェーブもあって、個人的にすごい嬉しい☆今回、いくつかフェーブ・セットを見ましたが、私の中ではダントツで一番でした。きれいな箱に入って、ちゃんと飾れるようにリボンまでついているところもいいんですよね~。お値段は30ユーロ。せっかくなので、今度、何か料理に入れて遊んでみようかな(笑)

 À bientôt!!

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一目惚れしたCARETTEのフェーブ・セット

 

<1/9のパリ>
●天気:曇りときどき晴れ
●気温:最低4度、最高9度
●服装:ニットのカーデガン、革のロングスカート、
     タイツ、薄手のロングダウン、革の帽子

トリュフ入りの贅沢なガレット・デ・ロワ

 Bonne Année!!

 年末年始のパリは日本よりあたたかくてとても過ごしやすかったのですが、昨日ぐらいからまた寒くなりはじめました。楽しみにしていた初めてのフランスでの年末はなかなか悲惨な結果に終わってしまったのですが、それについてはまた別の機会にして、年明けはやはり美味しいものからスタートしたいと思います(笑)

 フランスのお正月のスイーツといえば、やはり「Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)」。ノエルのケーキ商戦が終わるやいなやこちらに移行します(笑)本来であれば公現祭の日(1月6日または1月2日から8日の間の日曜日。今年は1月7日だったようです。)に食べるお菓子らしいのですが、年明けからパン屋さんやお菓子屋さんの店頭にはガレット・デ・ロワが並びます(早いところは年末からすでに販売していました。)。

 大好きなCyril LignacCaretteSébastien Degardinなど数あるガレット・デ・ロワの中からどれにするか迷いましたが、せっかくだから特別なものをということで、これまたお気に入りのLa Maison de la Truffe(ラ・メゾン・ド・ラ・トリュフ)のガレット・デ・ロワを予約しました。当然ながらトリュフ入りなのです!!しかも、マドレーヌ同様、大好きなGilles Marchalジル・マルシャル)に作っていただいている特別なもの。これが美味しくない訳がない!!ポップには、AOCの新鮮なバターを使用し、アーモンドパウダーとヘーゼルナッツをベースにした伝統的な製法で作っていますとありました。これまでもトリュフ入りのマドレーヌが好きで旅行の時には必ず買って食べていたのですが、これがガレット・デ・ロワになったらどうなるんだろうと期待が膨らみます。
 ちなみに価格は1台(4~6名用)45ユーロでした。他の同じぐらいのガレット・デ・ロワは、高いものでも30ユーロ台なので、ちょっとお高め。

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La Maison de la Truffe × Gilles Marchalのガレット・デ・ロワ

 切り分けた瞬間から漂うトリュフの芳醇な香り!これだけでも幸せな気分。けっこうなトリュフが入ってます。さっそく一口食べてみると、上品な甘さと口の中に広がるトリュフの香り。そして、バターのきいたサクサクの生地に、砕いたノワゼット?がアクセントになっているペーストとのマリアージュが絶品でめっちゃくちゃ美味しい!!全然重たい感じもなく、あっという間に1切完食してしまいました。またリピートしたい。。。

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黒トリュフの入ったガレット・デ・ロワ

 1月中旬ごろまでは売っていそうなので、他のお店の食べ比べをしてみようと思います。お店によっていろいろな趣向をこらしており、正統派のものから、ゆず、ピスタチオ、ノワゼット・ショコラ、餡子などいろいろなガレット・デ・ロワが楽しめます。

 À bientôt!!

 

<1/6のパリ>
●天気:曇りときどき雨
●気温:最低6度、最高8度
●服装:ウールの薄手のセーター、革のロングスカート、
     タイツ、薄手のロングダウン

 

フランスにもあった!?お年玉付年賀切手

 気がつけばあっという間にクリスマスまで一週間をきりました。普段は日曜が定休のブティックやMonoprixも12月は日曜営業しているところが多く、これにはちょっと驚きました。逆にそれぐらい消費が高まるということなんでしょうね。
 クリスマスといえば、プレゼントの準備だけでなく、クリスマス・カードの準備があります。日本の年賀状がわりですね。先月末ぐらいからいろいろなところでクリスマス・カードが本格的に売られるようになりました。私も今回はじめて準備しましたが、さすがに本場、すごいオシャレなカードがたくさん売っていてどれにするか迷いました。フランスの赤十字unicefなどからもカードが販売されていて、売り上げの一部が寄附されたりするようです。今年、unicefは、有名なファッションデザイナー「Jean Paul GAULTTER」とコラボしたカードセットを販売していたのですが、限定でデザインもよかったので、それにしました。

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フランス赤十字のクリスマス・カード

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unicefのクリスマス・カード

 そして、切手を買いにLA POSTE(郵便局)へ行ってみたところ、なんと、フランス国内向けクリスマス・カード用のお年玉付き切手のカルネが販売されていました!!フランスにもあるんですねぇ。しかも、面白いのが、クジの部分がちゃんとコインで削れるようになっているという(笑)デザインもポップでなんともかわいらしい感じ。そして、気になる景品ですが、テレビやタブレット、旅行等があるようです。

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クリスマス・カード用のくじ付き切手

 何気にフランスの記念切手(Timbres de collection)はなかなかオシャレなものがあるので、もし旅行で手紙やはがきを出すときには、記念切手で出してみるのもよいと思います。記念切手はLA POSTEにある自動販売機ではなく、窓口で販売しています。親切な郵便局員さんに当たると、日本に手紙を出したいから切手が欲しいとだけいうと、何も言わずに記念切手を出してくれる人も。私もこれまで何人かいました。
 余談ですが、先日も傘を忘れたら、濡れた傘をバックヤードでずっと干して待っていてくれたり、Colissimo(小包)を送る際、送付状の確認が終わって、さらにテーピングしようとしたら、やっておくからいいよと言ってくれたり、これまで親切な郵便局員さんに恵まれている気がします。ちなみにフランスも日本のように民営化し、郵便部門、銀行部門に分かれています。郵便局で携帯電話まで売っていて、これまた驚きました。民営化でサービスが向上したのでしょうか。。。

 

<12/17のパリ>
●天気:晴れのち雨
●気温:最低-1度、最高6度
●服装:カシミヤ混のレーヨンのカットソー、ウールのブラウス、
     ウールのロングコート、コットンのパンツ、
     手袋、ウールのニット帽

悲しみに暮れるフランス

 先週はフランスにとってとても大事な方お二人が立て続けにお亡くなりになり、テレビをつけてもほとんど毎日そのニュースや特番で、影響の大きさをひしひしと感じました。日本でいえば、国葬級の扱いとでもいうのでしょうか。いや、それ以上かも。
 5日に小説家(ほかにもコラムリストやレポーターなど様々な分野でご活躍されていたようです。)のJean d'Ormesson(ジャン・ドルメソン)氏が92歳で。ニュースでは「不死身の人の死」として報道されていました。
 日本でいうところの告別式の会場が、なんとLes Invalidesアンヴァリッド)!!しかもマクロン大統領はじめ歴代の大統領などそうそうたる方々がご出席されていて、マクロン大統領が日本でいうところの弔辞?を述べ、小説家ということもあり、棺の上に鉛筆を添えている映像がとても印象的でした。

 その翌日6日、大統領府がロック歌手で俳優のJohnny Hallyday(ジョニー・アリディ)氏が74歳で亡くなったと発表すると、今度はその話題で持ち切りに。歌手の訃報を大統領府が発表することにまず驚きでした。フランスのエルビス・プレスリーと言われていた方だとしても、日本だったら考えられない。。。
 一体どんな楽曲を歌っていた人なんだろうと調べてみると、普段家にいるときにかけているフランスの音楽チャンネルで聞き覚えある曲がいくつかあって、あーっ、この人だったんだ!!みたいな。すごい力強い歌声が印象的だったので、すぐに分かりました。
 何らかの形で彼の死を悼もうという動きがパリ中にありました。RATPは、その翌日にはメトロの「Duroc」駅のホーム内の標識を「DUROCK Johnny」に変更していました。この発想がスゴイし、これをやってしまうあたりもフランスらしいというか。

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Duroc駅のホーム内の標識

 そして、エッフェル塔は、数日間いつものオレンジ系のライトアップから、喪に服すかのように白黒のライトアップとなり、トロカデロから見て正面には「Merci Johnny」という文字と側面には大きなポスターが貼られていました。ちなみに、毎時のシャンパンは普通どおりでした。

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イルミネーションが変更されたエッフェル塔

 告別式は、Église de la Madeleine(マドレーヌ寺院)で行われ、棺をのせた車が通る凱旋門からシャンゼリゼ通り、コンコルド、マドレーヌ寺院まで多くの人で埋め尽くされていました(もちろんその一帯はすごい規制です(^_^;))。その様子は終始生中継されており、私もテレビで見ていただけですが、あの映像を見て、本当にすごい方だったんだ。。。と改めて痛感。告別式も大統領ほか国の要人がずらりと並び、生前仲がよかったJean Reno(ジャン・レノ)氏が別れの言葉を述べたりなど、式自体もとてもすごくて思わず中継を見入ってしまいました。
 翌日、マドレーヌ寺院の近くに用事があったので、立ち寄ってみたら、たくさんの人が献花に訪れていました。そして、今でもテレビ、雑誌などでは彼らの特集が組まれています。

 多分日本では国民栄誉賞をもらった人ですらこんな扱いはされないだろうな。。。私にとっては、はじめて他国の人の弔い方を目の当たりにした貴重な経験でした。
 今度、Johnny氏のCDを買って聴いてみようかな。

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マドレーヌ寺院内

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寺院の外においてあった素敵なお花

<12/11のパリ>
●天気:曇り時々雨
●気温:最低3度、最高10度
●服装:ウールのセーター、ウールのロングコート
     革のパンツ、手袋、ウールのニット帽

パリにBONNAT(ボナ)のブティックがオープン!!

 味もさることながら、パッケージのデザインも愛らしくて大好きなタブレットの「BONNAT(ボナ)」。お店はVOIRON(ヴォワロン)にあり、なかなか行けないので、これまではLafayette House / GourmetやLA GRANDE EPICERIE DE PARIS、A L'Etoile d'Orで購入していました。

 この間のSalon du Chocolatの際、Stéphane Bonnat(ステファン・ボナ)氏から、今度、パリのフォーブル・サントノーレ通りにお店をオープンするからねと教えていただいたのですが、ついに11月14日にオープンしたとのことなので、早速行ってみました。(当初は10月中の予定だったらしいです。)
 20㎡のこじんまりとした店内に、タブレットだけでなく、ボンボン・ショコラや本、マグカップまで売っていて、BONNATファンにはたまらない空間。

 まず、入って左側には、タブレットのおそらく全種類がずらりと並んでおり、圧巻の品揃え。見ているだけでもテンションが上がります(笑)

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ずらりと並んだタブレット

 センターのカウンターから右側にかけては、パリではこのブティックでしか手に入らないのではないかと思われるボンボン・ショコラがガラスケースの中に鎮座しています。これまではタブレットだけで、ボンボンは食べたことがなかったので、とても嬉しい(^O^) スタッフさんから、どれか試食をどうぞとすすめていただいたのですが、ボンボン・ショコラだけで10数種類もあって迷う。。。悩んだ末、「Chardon bleu」をいただきました。カタログによると、ボンボン・ショコラはなんと全部で36種類もあるようです(驚)

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ガラスケース越しのボンボン・ショコラ

 今回はオランジェット「Krugette」を買って帰りました。他のところのものより長く、しっかりとチョコ掛けされていて、そのチョコがかなり濃厚で美味しい。ピールもチョコも甘さ控えめで、いくらでも食べられそうな勢い(笑)このオランジェットは、BONNATのショコラの美味しさを引き立たせるためにオレンジが脇役としてあるといった印象。

 夏はアイス、冬はショコラ・ショーも提供するようなのですが、この日はショコラ・ショーは準備中で飲めなかったので、また行ってみようっと。期待大です。

 BONNAファンにはたまらないお店です。

 

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店内の正面

 

■ BONNAT Chocolatier Paris

 - 住所:189, rue de Faubourg Saint-Honoré, 75016 Paris

 - 電話:01-45-61-02-58
 - 営業時間:月-土、10h30-19h30
 - 定休日:日
 - 電車の最寄駅:メトロのTernes/テルヌ(2番)、Saint-Philippe du Roule/サン・フィリップ・デュ・ルール(9番)
 - バスの最寄駅:Hoche-Saint-Honoré/ホッシュ- サントノーレ(43番、93番)、Friedland-Haussman/フリドラン・オスマン(22番、52番)

 

<12/3のパリ>
●天気:曇り
●気温:最低0度、最高4度
●服装:カシミヤのセーター、ロングのダウン
     ウールのロングパンツ、革手袋
     ウールのニット帽、ウールのマフラー